外壁塗装をお考えなら、まず自分の家の外壁の特徴を知りましょう。
塗装を長持ちさせるには、外壁材に合った塗装や補修が必要です。
下記では、外壁の種類や特徴、またよく起こるトラブルを説明しています。
【特徴】モルタル壁は、湿式工法の外壁材です。築25年以上の一般住宅などによく見られる外壁材です。
新築時の仕上げ方法としましては、吹き付けリシン・タイル・スタッコ等があります。ベースコートやトップコートを選択する事により、様々な仕上げ模様にする事ができます。
塗装仕上げなので、定期的な塗り替えメンテナンスが必要です。
スタッコ・土壁調仕上げ(ジョリパット)などは仕上げ模様(テクスチャー)により、塗り替え時の塗料の使用量が大きく異なってきますので注意が必要です。
【よく起こるトラブル】 クラック(ひび割れ)・紫外線による褪色・カビによる汚染
【特徴】窯業系サイディングボードは、セメント質と繊維質を主原料として、板状に成型し、養生・硬化させたもの。組成によって、「木繊維補強セメント板系」「繊維補強セメント板系」「繊維補強セメント・けい酸カルシウム板系」の3種類に分けられます。
耐火性、施工性に優れています。塗装仕上げの為、定期的なメンテナンスが必要です。
【よく起こるトラブル】
ボードの反り・目地コーキングの割れ・チョーキング・紫外線による褪色
凍害による爆裂
【特徴】金属系サイディングボードは、鉄、ステンレスや銅、アルミニウムなどの金属板に、断熱材を裏打ち、もしくは挟み込んで一体成形したもの。軽量で、施工性に優れています。
最近では、基材の鋼板にアルミニウム、亜鉛、シリコン等のメッキ層を施した「ガルバリウム鋼板」が、耐久性、耐候性、コストパフォーマンスが良い事から、普及しています。
【よく起こるトラブル】スチール素材:白サビ・赤サビによる腐食
【特徴】ALC(へーベル・パワーボード)は、石灰質原料と珪酸質原料を主原料とし、これに発泡剤や混和材を混合して形成し、養生硬化させた多孔質の軽量気泡コンクリートのパネルです。
断熱性、耐火性に優れ、主に鉄骨造の床・壁・天井などに使用されています。
【よく起こるトラブル】 クラック(ひび割れ)・凍害による爆裂
【特徴】打ち放しコンクリートは、鉄筋コンクリート造の構造躯体を、そのまま外壁に活かした仕上げです。
型枠によって、平滑で光沢のある仕上がりや、表情のある木目模様にできます。
撥水材で保護すれば、耐水性が低下する為、定期的な撥水処理・塗装によるメンテナンスが必要になります
【よく起こるトラブル】 クラック(ひび割れ)・凍害による爆裂・内部鉄筋のサビ
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